資金繰りコンサルタントとして活躍する『赤沼慎太郎』が選ぶ10冊。「本は著者の渾身の一冊」-前編-

業界のトップを走る「プロフェッショナル」が薦める本とは?読書をもっと面白くする実名ソーシャルリーディングアプリReadHubが、独自インタビューをお届けするReadHubTIMES。行政書士として事業再生・事業承継・起業支援を専門に取り扱う赤沼慎太郎氏。赤沼氏が説く資金繰りの重要性と人を動かす極意を学べる本をご紹介する。【Professional Library】

1978年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。専修大学商学部卒業後、大手アパレル会社に就職。

2004年、26歳で行政書士赤沼法務事務所を設立し独立開業。事業再生支援・事業承継支援・起業支援を中核に事業を展開し、資金繰り指導、資金調達サポートなど、起業家、経営者の支援を精力的に行っている。行政書士としては数少ない事業再生・事業承継の専門家。そのコンサルティングは分かりやすく実践的な指導と定評がある。

2010年より行政書士、税理士などの士業や経営コンサルタント向けの財務コンサルティングの勉強会『赤沼創経塾』を主宰。他にはない実践的な勉強会として高い支持を得ている。

2015年より中小企業のマレーシア進出支援にも取り組み、日本とマレーシアの橋渡しも行っている。

著書に『専門家のための資金調達の実務』(翔泳社)、『税理士・会計事務所のための事業再生ガイド』(中央経済社)、 『「危ない隣の会社」の資金繰り』(すばる舎)、『銀行としぶとく交渉してゼッタイ会社を潰すな! 』、『はじめての人の治療院開業塾』、『はじめての人の飲食店開業塾』、『そのまま使える契約書式文例集』(以上、かんき出版)がある。

 

数字が読めないのは致命的

私は現在、行政書士赤沼法務事務所の代表であると同時に、アクティス株式会社というコンサルティング会社の代表もしています。また、「赤沼創経塾」という士業や経営コンサルタントの方向けの財務コンサルティングを学ぶ塾を運営しています。

 

ただ、最初から現在のような活動を目指していたわけではありません。なぜこのような活動をするに至ったのかをお話したいと思います。

 

大学卒業してからはアパレル会社に勤めていたのですが、独立して仕事をしたいと考えていた私は猛勉強をしました。合格したのち、2004年に行政書士赤沼法務事務所を設立しました。それ以来ずっと、事業再生支援、事業承継支援、起業支援の専門家として現在まで事業を行なってきました。

 

私は、クライアントの支援を財務と会計からアプローチしています。まず、そもそも財務や会計って何なのかわからない方に、オススメしたいのが物語形式で会社の数字を学ぶことができる『会計天国』です。

 

物語の内容は、人生崖っぷちの5人を会計ノウハウを使って救うことができれば、主人公が生き返ることができるという創作なのですが、読みやすい文章で財務3表の読み方がざっくりわかったり、仕事に使える数字の知識がついたりと、経営者やビジネスマンなら読むと良い本だと思います。

 

経営者にとって決算書をはじめとした数字を読めないことは、致命的だと私は思います。そもそも経営者の方々は、営業力やサービス力といった攻めが得意な人が多いですが、財務のような守りの部分を得意とする方は圧倒的に少ないです。だからこそ、私たちのような仕事が必要なのだと考えています。

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