『FACTFULNESS』って結局どんな本? 2019年を象徴する1冊を解説。

FACTFULNESS』(ファクトフルネス)

この本は2019年の日本のビジネスマンたちを最も唸らせた一冊と言っても過言ではないだろう。

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<目次>
筆者はこの本で何を伝えたかったのか。

本の内容をざっくりと。

ここまで多くの人に読まれた理由。

おわりに
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「人から本を探す」ReadHubによるReadHubTIMESの2019年、年末特集

 

FACTFULNESS

2018年4月3日に発売された原著『FACTFULNESS』は発売からまもなく、大きな反響を呼んだ。

2019年12月時点では、世界で200万部・日本だけで50万部を売り上げた大ベストセラーとなった。

 

著者はこの本で何を伝えたかったのか。

著者の欄を見ると、3人の名前が連名されている。その中でも一番大きく書かれているのが、ハンス・ロスリング氏だ。

3人の著者は家族であり、ハンス・ロスリング氏に対して、 オーラ氏が息子。アンナ氏がオーラ氏の妻という関係だ。

3人は2005年に「ギャップマインダー財団」を設立し、「事実に基づいた世界の見方を広め、人々の世界にまつわる圧倒的な知識不足をなくそう」(『FACTFULNESS』p002「はじめに」より引用)と決意したという。

 

<ハンス・ロスリング氏 略歴>

ハンスは、医師、グローバルヘルスの教授、教育者として活躍した。WHOやUNICEFのアドバイザーを務め、「国境なき医師団」を立ち上げたほか、「ギャップマインダー財団」を設立した。また、TEDトークでは延べ3500万回以上も再生された。2017年に他界したが、人生最後の年は本書の執筆に捧げた。

(『 FACTFULNESS』ブックカバーを改編)

 

ハンス氏は、医師でありながら教育者でもある多様な一面を持つことがわかる。

本の執筆の道半ばでハンス氏は他界したため、本書の「おわりに」は遺されたロスリング夫婦によって書かれている。ハンス・ロスリング氏が生涯をかけて叶えたかったことを全世界に届けるメッセージであると感じさせてくれる文章は、読んだ人すべての胸をうったことだろう。

 

また、本書「最後にひとこと」では、短いながら本人の強い思いが書かれている。

事実に基づいて世界を見れば、世の中もそれほど悪くないと思えてくる。これからも世界を良くし続けるためにわたしたちに何ができるかも、そこから見えてくるはずだ。(『FACTFULNESS』p324「最後にひとこと」より引用)。これから先の人類のことを考え、本書を最期まで作り続けたハンス氏に敬意を表したいと思う。

 

また、ハンス氏とオーラ氏によるTEDトークがYouTube上に公開されているため、以下に添付しておく。彼らの情熱を感じることができるはずだ。

 

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