行政書士×αを追求する『石下貴大』が選ぶ3冊。 ”行政書士の情報のハブになる”

業界のトップを走る「プロフェッショナル」が薦める本とは?読書をもっと面白くする実名ソーシャルリーディングアプリReadHubが、独自インタビューをお届けするReadHubTIMES。行政書士の専門性とテクノロジーを掛け合わせる行政書士法人GOAL代表の石下貴大氏。石下氏が次の時代のヒントを得た本をご紹介する。【Professional Library】

平成26年10月、行政書士法人GOALを設立。

環境系行政書士としての産業廃棄物業務に留まらず、融資や補助金を含めた起業支援それに伴うコンサルティングにも定評がある。

行政書士向け実務講習の場である「行政書士の学校」の校長を務めるほか、補助金助成金の検索&マッチングサイト「みんなの助成金」の運営や電子契約書事業に取り組むなど幅広く活動している。

開業以来10年間、1日も欠かさず続けているブログは、アメブロ読者数・士業部門においてNO.1を誇る。

ブログがきっかけで多数の著書を出版し、メディア出演多数。

インターネット・マーケティングにおけるセミナーも人気が高い。

 

そこそこに頑張って60~70点

大学の法学部を卒業してから、22歳から29歳までの7年間は司法試験の勉強を続けていました。司法試験を諦めたきっかけは、ロースクールに通わないと司法試験を受けることができなくなるという司法試験制度の変更でした。もちろん、それまで司法試験を目指して勉強をしていたのですが、29歳という年齢を考えて、諦める決断をしました。

 

そこそこに頑張って60~70点の結果を残す。これが僕の人生です。中学受験では補欠合格でギリギリ。中学入学後も、良い高校に行くための成績かどうかの当落線上でした。でも、本気を出せば、県のサッカーで優勝できたことなどいい結果に結びつくこともありました。

 

でも、60~70点でも満足してしまう僕は司法試験に向かないと思い、人生全体を考えた時の本気になるための決断として、司法試験と試験科目が重なっていた行政書士試験を受けました。一度の試験で合格した僕は行政書士としてすぐに独立することに。22歳から29歳までの7年間は失われた7年ですね(笑)。

 

情報のハブになる

行政書士の仕事は、簡単に言えばお客様の行政手続きをフォローすることです。例えば飲食業には、営業を行うための衛生状態の基準があります。そこを踏まえた上で、行政から許可を得る必要があります。

 

また、行政書士の仕事は弁護士や税理士など法律で独占的業務とされているもの以外全ての行政手続きです。分野も多岐に渡り、総務省が発表している許可だけでも10000種類以上と言われています。12年間行政書士をやっていますが、おそらく100種類も取り扱っていないと思います。1回の人生ではすべての手続きを極めることはできないと思います。

 

そこで僕は自分たちで全て行うのではなく、企業の求める情報のハブであろうと考えました。企業のお手伝いをしているので、お客様が相談に来て、それがVISAや資金調達、産廃や建設などの許認可など僕達のできることであれば自分達が担当し、僕達のできないことであればその分野に強い人につなぐ。できる人がどこにいるのか分かりづらい行政書士業界に大事な考え方です。

 

現在、僕のところに来る連絡の7割くらいは僕の法人の仕事ではありません。それでも、情報のハブであることで、「人と情報の集まるところ」であることが出来ていると考えています。

 

開業して3年目に行政書士の学校も作りました。学校のようにノウハウを学べる場所で、みんなでお金を出し合って知識のある人を呼んで勉強会をする場所です。ボランティア的ではありますが、現在では年間延べ1200人の行政書士が集まってきています。これもほぼボランティアではありますが、情報のハブであることで行政書士業界の活性化につながっているのかなと思っています。

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