コスメコンシェルジュ『小西さやか』の厳選7冊。”女性にもっと前向きに生きて欲しい”。-前編-

業界のトップを走る「プロフェッショナル」が薦める本とは?美容業界最大級の検定試験を作り出した小西さやか氏。小西氏が現在に至るまでの経緯や美容のことを少しでも理解したい方にオススメの本をご紹介する。

一般社団法人 日本化粧品検定協会 代表理事、コスメコンシェルジュ第一号、東京農業大学 食品香粧学科 客員准教授、日本スキンケア協会 顧問、フレーバー・フレグランス協会 顧問、日本入浴検定 顧問、更年期と加齢のヘルスケア学会 幹事、日本サプリメント学会 幹事

化粧品の研究&開発の経験や化学修士(サイエンティスト)としての科学的視点から美容、コスメを評価できるスペシャリスト。その知見から意味のない無駄なお手入れを省いた最短最適な美容法「なまけ美容」を推奨。その鋭い評価が好評で、各種の雑誌やメディアで新作コスメの評価を担当。

現在は、あらゆる美容知識の集約・蓄積及び美容術の振興に寄与することを目的とし、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。代表理事として、協会運営を行っている。その他、化粧品コンサルティング、美容コラムの執筆、大学での講義や日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修、日本美容食協会 理事や韓国コスメのナビゲーターなど幅広く活躍。

 

大学時代、美容に関する知識が間違っていた。

実は、私は大学生の時、ニキビにかなり悩まされていました。地方の大学に通っていたので、近くに化粧品を売っているところもなく、当時は美容師さんに相談するしか選択肢がありません。その時に美容師さんから教わったのは、間違った知識。それは、市販のオイルをニキビに塗るということでした。後から考えてみると、皮脂過剰が原因で出来た思春期のニキビに対して、油を塗っているので、ニキビの対処として良くないことは明白です。

ニキビのあとは、クレーターのようになって残ってしまう可能性があります。そのため、緩和な作用の化粧品であってもその選び方や使い方については、正しい知識が必要です。このような経験をして、美容に対する正しい知識の重要性を感じました。

これは、現在の科学的根拠に基づいて判断できる人を増やすための日本化粧品検定の活動に通じていると思います。

 

ボランティア活動はいつしか業界最大級の検定に。

大学院卒業後、企業で化粧品開発をしていた私は、美容に関する知識が世の中に間違った形で知られていることに気付きました。そこで、美容に関する正しい知識を普及できるようなボランティアをしたいと考えるようになりました。まず最初に取り組んだのが、Facebook上で挑戦することができるクイズアプリでした。徐々に使ってくれる人が増えていき、2年が経った頃には約4000人もの方に使っていただきました。

ちょうどその頃、クイズとは別に「コスメの教科書」という本を20人もの専門家の方々に監修してもらいながら執筆しました。多岐にわたる化粧品の分野の中でも、それぞれの分野で専門性を保つことにかなりこだわりました。それが「日本化粧品検定」の始まりですね。

2011年から2013年くらいまではボランティア活動のような形でした。アプリで合格判定をとった人に対して、自腹を切って筆ペンでかいた合格証を送っていました(笑)。受験者が増えてきた2013年から外部の会社さんにお願いしながら、試験会場で受験する本格的に「日本化粧品検定」が始まりました。最初の受験者数は500人ほどだったのが、今年(2019年)には累計で47万人にもなったと思うと自分でもびっくりです。

今では日本化粧品検定1級、2級は文部科学省後援となり、美容業界で最大級の資格試験になることができました。

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