“少しの意識でコミュニケーションは変わる”『森優子』が選ぶポジティブになる5冊。-前編-

業界のトップを走る「プロフェッショナル」が薦める本とは?読書をもっと面白くする実名ソーシャルリーディングアプリReadHubが、独自インタビューをお届けするReadHubTIMES。昼夜のダブルワークを経験し、人身掌握術を体得した森優子氏。コミュニケーションアドバイザーとして活躍する森氏がコミュニケーションをより良くする意識とオススメの本をご紹介する。【Professional Library】

コミュニケーション・アドバイザー。東京生まれ。短大卒業後、西武グループに入社。西武ライオンズのチアリーダーに従事する。

結婚、離婚を経てシングルマザーになり、大手求人広告会社にて求人広告の法人営業を担当。グループ内における月間MVP賞や月間売上トップ賞をたびたび獲得する。

その一方で、生活のために夜は銀座のクラブホステスとして14年間働き、ナンバーワンホステスの座をキープ。2013年、両親の介護のために惜しまれながらホステスを引退。

14年間のダブルワークにおいて、大企業から中小企業、個人事業主までさまざまな業界の成功者、成功していく姿を数えきれないほど身近で観察、その数は1000人を超える。

2015年に、従業員の印象やコミュニケーションスキルをアップさせるコンサルティング事務所「マリアージュ」を開業。お客さまの心をつかむ接客術、人心掌握術をはじめ、人生の目標を達成するための力をつけるコミュニケーション・アドバイザーとして、クライアントから絶大な支持を得ている。

最初からおしゃべりではなかった

私は現在、お客様のコミュニケーション能力全般についてのサポートをするコミュニケーション・アドバイザーとして活動しています。2015年には、コミュニケーションの側面から事業を改善することを目指すコンサルティング事務所「マリアージュ」を開業しました。ですが、そんな私も小さい頃から、いわゆる「おしゃべり」な女の子だったというわけでありません。

飛び抜けてお話が上手だったわけでもなく、むしろ大人しいタイプの幼少期でした。親に聞くと、自分からたくさん話すような子供ではなかったらしいです。でも、親が厳しかったこともあって、挨拶とかはしっかりするようにしていたことで、小学校の先生には可愛がられていましたね。(笑)

中学校・高校・短大と進学していった中でも、人間関係に大きな悩みを持つことはありませんでした。もちろん、学校というのは狭い社会の中なので、多少悩みながらもうまく振舞うことができていたと今では振り返ります。

 

ポジティブに物事を捉える

結婚・離婚をして、シングルマザーとなり、昼と夜の仕事を掛け持つようになりました。もちろん大変だったのですが、そんな中でも自分が強くあることができた理由は、クヨクヨせずに前向きだったことにあると思います。つまり、ポジティブだったということです。

小さい頃、親子ゲンカをしますよね。でも、私がそのケンカの険悪なムードを次の日に引きずるということはほとんどありませんでした。その日のうちにしっかりと謝罪して、次の日にはケロッとしているという感じですね。社会人になってからも、この引きずりすぎない性格が、功を奏したことは多いです。

ポジティブに物事を考えることが苦手な方もいると思います。そんな方にオススメなのが『鈍感力』です。この本は、あえて些細なことに過度に反応せずにあえて「鈍感」であることで楽観的に生きていこうと提案していています。「鈍感」と聞くとあまり良い印象を持たれないと思いますが、深く考えすぎないことで次に進もうというメッセージは今まで読んだ本の中でも意外性があった本ですね。

 

また、単純にポジティブになることを勧める本は世の中にたくさんありますが、その中でも精神論的なものではなく、具体的に行動で示している本で『まず住むところを変えろ』があります。

住居はそんなに頻繁に変えることのできるものではありません。ですが、例えばオフィスの近くに引っ越せば、移動時間の満員電車で毎朝フラストレーションを溜めなくても良いようになったり、引っ越しをすることで整理整頓ができたりと利点は挙げていけばキリがないほどです。

精神論的な話が多い中で、「引っ越し」という具体的な行動を一つとりあげ、ポジティブであることへの新たなアプローチを知ることができたので、スピリチュアルみたいなことは好きでは無いけど、ポジティブな思考に興味があるって方には読んでみて欲しい一冊です。

 

「心に刺さる挨拶」で印象は変わる

幼少期から現在に至るまで、どんな時でも「挨拶」の重要性を感じることは多いです。その日初めて顔を合わせた時に、挨拶ができるかどうかで人との距離感は大きく変わります。残念ながら挨拶をできない人が多くいるので、挨拶ができるだけで人との差がつく可能性もあり、侮ることはできません。

ですが、私がお勧めしたいのは「心に刺さる挨拶」です。簡単に言えば、「おはよう」や「こんにちは」に何かをプラスアルファする挨拶です。昔からの言葉で「木戸に立てかけし衣食住」という言葉がありますよね。まさにそれです。

 

その日の相手の装いを褒めてみたり、初対面の時にユーモアを効かせたことを言ってみたりと様々な工夫があると思います。ただの儀礼的な挨拶に留まらず、何かコミュニケーションが生まれるような「挨拶」をすることで、その人の印象に残ることができる場合があります。

そのプラスアルファを少しだけ意識するだけでも、「心に刺さる挨拶」になることができると思うのでぜひ明日から試してみてください。

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