“少しの意識でコミュニケーションは変わる”『森優子』が選ぶポジティブになる5冊。-前編-

「質問力」が会話を豊かにする

特に初対面の時に、どのようにコミュニケーションを取れば良いのかがわからないと悩まれる方は多くいます。そういう方のほとんどが、コミュニケーションの中で不自然な間を生んでしまっています。

そこで重要なのが「質問力」です。例えば友達から「旅行に行ってきたの」と写真を見せられた時があったとします。もし質問力があれば、「ここはどういう場所なの?」「どんなものを食べたの?」と話題から連想をしながら質問をして、会話をつなげていくことができます。

「旅行に行ってきたの」に対して「良いな〜」しか言えなかったり、変に間があいてしまったりすると、話している側の話もなかなか広がってこないですよね。相手の話に興味を持って、質問することができると自然と会話も盛り上がって、豊かになると私は思います。

 

人の話を「最後まで聞く」

また、コミュニケーションの始まりにとても重要なことは「最後まで」話を聞いてあげることがあります。最後まで聞くことを意識すれば、話している側に「自分の話を聞いてくれるんだ」と信頼感を生むことができます。

私が夜の仕事をやっていた頃に、話を最後まで聞くことが、重要だと気づくことができました。夜のお店にいらっしゃると、そこではお酒のせいあってかお客様は、本音でいろんなことをお話しになります。愚痴みたいなことも多いですね。

そういうなかなか話せないことを話して楽になろうとしている方の話を遮ってしまうと何が起きるでしょうか。先ほど話したような信頼感は生まれないわけです。

 

最後まで相手の話を聞いてあげるには、聞く側の心の余裕がとても重要です。コミュニケーションの中で、自分が話したいことも生まれてきます。嫌なことを言われた時にどう対処するのかとか、コミュニケーションの技術的な部分が必要になることもあると思います。

コミュニケーションのための武器を紹介する自著『嫌なことを言われた時のとっさの返し言葉』は、相手との関係を壊さずに笑顔で反論する技術を紹介しているので、「最後まで聞く」ことに慣れていない人は一度手にとって、コミュニケーションの技術を学んでもらえればと思います。

最新情報をチェックしよう!