“選択肢さえあれば、どうにかなる。” 『GIG WORK』長倉顕太がすすめるこれからの働き方とお薦めの本

業界のトップを走る「プロフェッショナル」が薦める本とは?読書をもっと面白くする実名ソーシャルリーディングアプリReadHubが、独自インタビューをお届けするReadHubTIMES。28歳の時に出版社に入社し、あらゆる手段を試し、編集者としてベストセラーを数々生み出した長倉顕太氏。長倉氏が『GIG WORK』でも伝えた新しい時代の働き方とオススメの本を自身の体験談を交えながらご紹介する。

フリーパブリッシャー
マーケティングコンサルタント。

ベストセラー作家から上場企業まで手がける。著者に『親は100%間違っている』(光文社)、『超一流の二流をめざせ!』(サンマーク出版)など多数。

1973年東京生まれ、学習院大学卒。28歳のときに出版社に拾われ、編集者としてベストセラーを連発。その後、10年間で手がけた書籍は1000万部以上に。現在は独立し、サンフランシスコと東京を拠点に、コンテンツ(書籍、電子書籍、オウンドメディア)のプロデュースおよび、これらを活用したマーケティングを個人や企業にコンサルティングのほか、教育事業(若者コミュニティ運営、インターナショナルスクール事業、人財育成会社経営)に携わる。

「ギグワーク」で時間を有効活用できる。

私は現在、アメリカと日本の二重生活をしています。それまでは日本で出版社在籍の編集者として活動していたのですが、現在では定職につかずともご飯を食べていけるような「ギグワーカー」になっています。

自著の『GIG WORK』では、現在暮らしているサンフランシスコで広く知られるようになった、「ギグエコノミー」とそれに伴う新たな働き方について書いています。

 

「ギグワーカー」とは、資本家でもなければ労働者でもない。「好きな場所で好きなときに好きな人とだけ働く」人のことを指します。都合よく働く「下請け」と誤解されることもあるのですが、それは間違いです。

例えば、Uberのライドシェアサービスでは、自分の好きな時間に働くことができますし、土日の2日間の顧客数が多い時間だけドライバーをして、1週間分の稼ぎを得る人もいるくらいです。

その裏には、自分の自由な時間を何に活用するかを選べるという特徴があります。有効に時間を使うことができるのが「ギグワーク」の1番良いポイントだと思います。

 

本屋で売れないならAmazonで売る。

現在の生活になる前までは、出版社で編集者をしていました。10年間で約1000万部を売り上げることができたのですが、その道のりは決して簡単ではありませんでした。

大きな出版社だったわけではないので、新刊の書籍をただ売り込むだけでは書店にすら置いてもらえないこともよくありました。そこで目をつけたのが、Amazonです。

 

2000年ごろ、Amazonが一般的ではなかったので、書店と関係性の濃い出版社はAmazonに対して冷たい態度をとっていました。この状況を逆手にとって、Amazonで売ってみることに挑戦すると、今では考えられないのですが、人気ランキングの上位に自分の担当の書籍が載ったりしていました。

どうやって売っていくか。そのとき、マーケティングが出版業界でも大事であると痛感しました。

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