状況に応じて最善の選択をする
孫正義さん・野村克也さんという超大物たちの共通点は「勝つ気持ち」だけではありません。
それは多く思考を重ねて、何十いや何百パターンも打ち手を考えて、その中で状況に合わせてできる「最善の一手」を常に選択しようとしていることです。こういった「状況判断」や「意思決定」はビジネス界やスポーツ界のみならずあらゆる人間たちの営みの中で重要なファンクションです。
読書だとニコラス・タレブさんの著書はとても勉強になりました。『反脆弱性』『ブラックスワン』いずれも名著だと思います。 著者はリスク学についての見識を持っていて、論理的に考えるだけでは、どうしても人間が見逃してしまうことがあることを教示してくれます。 どのように最善の選択をするのかについては、多くのことに応用可能な考え方だと思います。自分が論理的に考えることで全てを解決できると考えている人は、読むことで考え方から変わることができると思います。
※インタビューをもとに作成
インタビュー:青木郷師 文章:高井涼史
Book List
『恋愛依存症のボクが社畜になって見つけた人生の泳ぎ方』 須田 仁之 (著) ワニブックス
『弱者の流儀: 野村克也31の考え』 野村 克也 (著) ポプラ社
『ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質』 ナシーム・ニコラス・タレブ (著) ダイヤモンド社
『反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』 ナシーム・ニコラス・タレブ (著) ダイヤモンド社