クックパッド、ランサーズの成長を牽引した『山口豪志』が薦める7冊

山口豪志が選ぶ5冊

僕はファーストキャリアがクックパッドだったのですが、佐野さん(クックパッド創業者)にすごく影響を受けました。彼にオススメされた本は結構読んで今でも印象に残っています。その中でも特に印象に残っているのが、経済ってそういうことだったのか会議』、『ビジョナリーカンパニー-飛躍の法則』、『7つの習慣です。今回はこの3つに加えて、僕がオススメする2冊、計5冊を紹介します。

 

経済ってそういうことだったのか会議』 佐藤 雅彦・竹中 平蔵/著

ベンチャーの営業や広報には、経済学が根底に必要だと考えています。大学では分類学を専攻していたので、経済や仕事やビジネスに関する知識はありませんでした。そのため何も知らずにクックパッドにインターンとして入社しました。クックパッドの佐野さん(クックパッド創業者)は大きな存在で、この本は、佐野さんにオススメされた本です。この本では本質的な経済やお金の話をしており、お金には三つのファンクションがあるという話です。初めて読んだ時は衝撃的でした。経済やお金について言語化されており、わかりやすい原理原則が伝わってきて、経済とは何かを知ることができました。

 

ビジョナリーカンパニー-飛躍の法則』 ジム・コリンズ/著 山岡 羊一/訳 日経BP

繰り返して、「強み」、「やりたい事」、「やれる事」の三つの輪が出てきました。その3つが合わさる事をやろうということが、2000年初頭くらいから注目されていた。ご多分に漏れず佐野さんも読み返していました。ビジョナリーカンパニーはシリーズで全5巻ありますが、ビジョナリーカンパニー2がコンセプチュアルだし、コンテキストがベンチャーの経営にすごく向いているので、ベンチャーに関わる人にはオススメです。

 

7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー/著 フランクリン・コヴィー・ジャパン/訳 キングベアー出版

クックパッドで読めって言われたので読みました(笑)。始めて読んだときは難しくてよくわかりませんでした。人間が極限の状態に追い詰められた時には、whyから始めて、人生観や死生観を深く問い詰めて考えることの在り方が書かれており、七つの習慣はかなりインパクトがありました。「経済ってなんだろう会議」「ビジョナリーカンパニー2」と「7つの習慣」の3冊はファーストキャリアであるクックパッド時代に読んだ本ですが、とても印象深く、クックパッドでは必読書でした。

 

起業家の本質』 ウィルソン・ハーレル/著 西川 潔/訳 英治出版

この本はやばいです(笑)。
数年前の起業家たちが読んでいた本で、2010年辺りに読みました。この本は結構えぐく、成功するかどうかのプレッシャーでおかしくなってドロップアウトしたり、こういうのでダメになったとか、金に目が眩んでこうなったなど、起業家の暗い部分に焦点をあてた話です。そんなネガティブな側面がある中でも、大きく世の中を変えることをやりきった人もいます。起業はある種のバクチ感があり、意義もあり、やりがいがある。起業家以外読まない方がいいというサブタイトルもあり、強烈だけど面白かったです。ネガティブなことも含めて、起業家の面白さを表現されている数少ない本ですね。

 

ビジネスモデルの教科書』  今枝昌宏/著 東洋経済新報社

経営、事業においてビジネスモデルはプライオリティがかなり高いと思います。ビジネスモデルとは、儲けの仕組みであり、利益を上げるための方程式です。過去から、ビジネスは脈々と受け継がれてきています。新しいビジネスモデルが出てきても、過去のビジネスモデルのの組み合わせだったり、過去のビジネスモデルの弱点を改善したものであったり、違うモデルに見せているが実は競合になってくるものや、競合ですらなくすもののような打ち手をビジネスモデルは作っていってしまう。IT企業が銀行の競合になろうとしているように。どう既存のプレイヤーがやっているのことを改良改善したのかなど、ビジネスにはやり方があるということを教えてくれる一冊です。

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